ビートルズ世代
夫とそのNPOメンバー(クリエイターたち)のグループ作品展に、家族総出で行って来ました。
場所は障害者支援のためのバリアフリーの素敵な空間、大阪谷町筋にある「路地カフェギャラリー」です。娘婿の仕事帰りに時間を合わせていたので、最終日の最終時間。メンバーの一人で、イベントには引っ張りだこのアーティスト、山口彰一郎さんの弾き語りライブを堪能しました!もちろん夫の絵の前で、家族の肖像写真もカシャ。記念にのこるshotです。
ビートルズ世代の演目はもちろんビートルズナンバーです。ビートルズといえば、いまや誰しもが口ずさむスタンダードミュージックですが、あえてビートルズ世代と言うなら、団塊の世代を意味し、昭和24年生まれ、かつて「ノルウェイの森」が大ヒットし、ますます世界に名を馳せる村上春樹世代でもあります。
村上春樹さんといえば、デビュー作「風の歌を聴け」から、たいていの作品を読み続けているという点では、私にとっては数少ない作家の一人です。初期の頃の本やエッセイなどには、あ~あの辺りの浜辺ねというくらい、彼が育った阪神間のある場所をイメージさせるローケーションがでてくることも、一層、親近感を掻き立てました。元々は村上さんのアメリカ小説の翻訳本に惹かれたことが、多くの作品を読むきっかけとなりました。
だからといって決して盲目的な信望者ではありません。彼の表現から匂ってくるある種の偏りに対しては、私個人の小さな地雷が炸裂することも多々あるのです。しかし大局的に観て、いつも興味を抱かせる作家ではあります。
その春樹さんのイスラエルでの英文スピーチを読みました。それは彼への追い風、個性をいかんなく発揮した<名場面>となりました。
あまりにものその英文の彼らしい『カッコよさ』(そのスピーチが意味する内容の深さに対して軽い表現で失礼!)。日本人が、世界的に著名な作家という名の下に、折りしも激戦地であったイスラエルで明言した「言葉の力」に関しては、私はやっぱり『カッコいい』としかいいようがありません。そして同じ国民として、それは紛れも無く誇り高きスピーチでした。
ぜひそのスピーチ文をどこかで手に入れて、一度読んでみてください。イデオロギーや理論ではなく、個人としての人間の感性が率直に伝わってきます。「倫理とは感性である」と言った、ミヒャエル・エンデの名言をも思い出させます。
さてさて、ちょっとしたブームになっている最新作「1Q84」、大方の識者をも震撼とさせているようですが、ぜひとも自分の視点で読んでみたいものです。なぜならどんな潮流にも簡単に押し流されないことが、村上さん自身の好きな、個人としてのアイディンティだからです。私もこれからページを捲るところです。
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コメント
なかなか楽しい音楽の夕べでした。ビートルズ、ジョン・レノン…本当に久々に聴きましたが胸に押し寄せる感動を与えてもらえて、改めて名曲は永遠だなぁと思いました。
ところで、村上春樹氏の新刊は増刷されたようですね。母娘3人で回し読みしませんっ?!
投稿: kunta-shellby | 2009年6月21日 (日) 20時18分
家族7人が揃い、よい父の日になりました!
ライブがはじまり、エレキギターの最初の音を
聴いた瞬間、瑠人の瞳がキラリと輝きました。
楽器のレッスン、そろそろ開始時期かもですね。
回し読み、賛成!
投稿: しゅか | 2009年6月21日 (日) 21時37分