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そして、マルさんにお会いするなんて!

週末にライターの先輩の3回忌法要と納骨式に参列した。彼女は10代の頃、愛称マルさんこと、那智わたるさんの大ファンで、その頃のお仲間とのお付き合いは亡くなられるまで続いていた。その法要には、なんと那智わたるさんが来られていたのだ。

歌劇のトップクラスのファンというのは、スターがその座を去られた後も、生涯のお付き合いをされることはよく聞く話だ。私は切れ者の編集者、能力に溢れたライターとしての彼女と人生の一時期を共に過ごしたが、そこに集う歌劇のお仲間たちは、ゆうに半世紀以上に亘る友情の輪であることを目の当たりにした。

世代はあまり変わらないこともあり、那智わたるさんは実は私にとっても、高校生の頃の憧れのトップスターだった。そんなマルさんと、高齢になってお会いし、言葉を交わすことになるなんて、人生とは不思議なものだと思った。

雨模様の日よりだったが、屋外での納骨式の間は小雨も降らなかった。

亡くなられるまで現役であったこと、10代の頃からいつも人々の中心にいて、華やかだったこと、車が好きで、車にまつわるとんでもないアクシデントが多いことなどが、精進揚げのお席で話題になり、私にもそれらのいくつかを共有するエピソードが次々と思い起こされ、10年以上もお会いすることのないまま永久の別れになったことに、胸が熱くなるのを止められなかった。

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